39年の歩み  これまでの例会(つづき 1/2)

         1977~1989     1990~1999     2000~2009     2010~      農書探訪

1990年
119 ( 1/13)   泉 英二「歴史発展の理解に関する一試論」
122 ( 2/24)   寺田孝重「奈良県茶業の発展」
121 ( 3/10)  伴野泰弘「塩水選と老農」
122 ( 4/14)  大島・有田「土地改良区の管理」「再区画整理を考慮した圃場整備法」 
123 ( 6/ 9)  三橋時雄「農史学の生成と課題」
124 ( 7/14)  有薗正一郎「豊川流域におけるヒガンバナの自生地と集落の成立期」
125 ( 9/ 7)  「書評・岡・飯沼・堀尾共編『稲作の技術と理論』」
126 (10/13)  重久正次「カリフォルニアシンドローム―農業見聞記―」
127 (11/10)  徳永光俊「日本農業技術史序説―大和農法の構造と展開―」
128 (12/ 8)  岡 光夫「薬用人参の国産化と施薬」 <忘年会と岡先生の古稀を祝う会>
1991年
129 ( 1/19)  安藤和雄「ベンガルデルタの農業と社会―バングラデシュの村落研究から―」
130 ( 2/16)  飯沼・西村「『福岡勧農雑誌』について」「林遠里改良法の完成」
131 ( 3/ 9)  徳永光俊「大和農法の伝統と変容―戦前から戦後にかけて―」
132 ( 4/13)  西村・伴野他「農法をめぐる諸問題―近世から近代へ―」
133 ( 6/ 8)  五十鈴川寛「庄内における福岡農法―地主層における受容と拒絶―」
134 ( 7/13)  江藤彰彦「書評・大島著『近世農民支配と家族・共同体』」
135 ( 9/14)  堀尾尚志「田植機の普及過程にみる技術の特性と農家のメンタリティー」
136 (10/12)  寺田孝重「プラント・プロテクション植物保護から見た戦後の農薬の歴史」
137 (11/ 9)  重久正次「施設園芸・水稲機械植・有機栽培における肥料の諸問題」
138 (12/14)  森下一男「戦後の農地基盤と水利からみた農地保全について」
1992年
139 ( 1/18)  川勝平太「綿作の伝播と文明」
140 ( 2/22)  田中耕司「中国南部の二つの農業」
141 ( 3/14)  西川麦子「バングラデシュの物乞いたち―農村の相互扶助システム―」
142 ( 4/11)  堀尾尚志「経験的認識と数理的認識―タイの農村と鍛冶屋村の調査より」
143 ( 6/13)  安藤和雄「稲と雑穀が支えたデルタ農業―ベンガルデルタ氾濫原をめぐって―」
144 ( 7/18)   中村尚司「アジア農業の永続可能な発展と地縁技術」
145 ( 9/12)   吉田 元「日本の酒、台湾の酒」
146 (10/17)  旗手 勲「水利開発の歴史的性格」、名古屋
147 (11/14)   岡 光夫「近代農法の展開―乾田化と役畜の調達法―」
148 (12/12)  三輪茂雄「中国と日本で碾磑の技術史を追う」
1993年
149 ( 1/ 9)  朴 虎錫「Origin and Evolution of the Oriental and Occidental Plow」
150 ( 2/20)  寺沢 薫「考古学からみた大和の古代・中世開発」
151 ( 3/13)  河合明宣「1930年代のジュートをめぐる日印関係」
152 ( 4/10)  有薗正一郎「近世末の日本の土地利用図の作成と概観」
153 ( 6/12)  鶴見良行「自著『ナマコの眼』をめぐって」
154 ( 7/10)  川口宏海「中・近世都市の便所遺構の諸様相―関西を中心として―」
155 ( 9/11)  木下 忠「日本における犂の変遷と地域性」、豊橋
156 (10/ 9)  徳永光俊「近世農書にみる農法の改良・普及・受容」
157 (11/13)  <日韓比較農業史に向けて> 福岡
         宮島昭二郎「九州の農具史」
         東 潮「古代技術史の考古学的日韓比較」
         朴 虎錫「韓国における犂の歴史」
158 (12/11)  粕渕宏昭「近江の民俗文化―大西伍一さんから教わったこと―」
1994年
159 ( 1/ 8)  高橋英一 「19世紀ヨーロッパの肥料革命とその影響」
160 ( 2/19)  河島一仁 「近世鍛冶論―紀州鍛冶の展開を中心として―」
161 ( 3/12)  堀尾尚志 「新技術のの受容と意識の構造」
162 (4/ 9)  脇村孝平 「土地改革論序説―インドにおける土地改革と社会変動―」
163 ( 6/11)  高 光敏 「済州島の耕起具―鋤と踏鋤―」
164 ( 7/ 9)  田崎哲郎 「三河山間部の牛痘法の普及―北設楽郡山崎譲平」豊橋
165 (8/31-9/11) <特別例会> 韓国農村旅行
166 (10 /8)  徳永光俊 「飯沼農業革命論の展開」 <終了後、飯沼二郎先生の喜寿を祝う会>
167 (11/12)  森下一男 「ため池地域の水利統合から考えたこと」
168 (12/10)  西村 卓 「農業技術の導入・受け容れ・継承―長野の場合―」

1995年
169 ( 1/ 7)  渡部 武「日本における四季耕作図の源流」
170 ( 2/18)  田中耕司「東南アジアのフロンティア論―森林と農地の『境界』をめぐって―」
171 ( 3/11)  河野元子「近世後期筑前におけるムラと神社」
172 ( 4/ 8)  有薗正一郎「近世後半における百姓の米の消費量とその地域性」  <終了後、梶谷さんの古稀を祝う会>
173 ( 6/10)  吉田 元「江戸時代京都の近郊農業」
174 ( 7/ 8)  徳永光俊「学藝・文藝・農藝としての近世農書」
175 ( 9/ 9)  伊東利勝「ミャンマー植民地時代の農業技術の変遷」豊橋
176 (10/14)  J・コリンズ「イギリスにおける農業史研究の動向―機械化過程を中心に―」
177 (11/11)  益田吉博「もうかる農業をめざして」
178 (12/ 9)  秀村選三「幕末期西南辺境における郷士の農業と社会関係」
1996年
179 ( 1/27)  高谷好一「自著『「世界単位」から世界を見る』」
180 ( 2/17)  田中耕司「島嶼部東南アジアの農業様式―文化生態史的アプローチ―」
181 ( 3/ 9)  安藤・矢嶋「バングラデシュにおける技術普及と村落・行政」
182 ( 4/13)  島上宗子「ジャワの村よりのフィールドレター―行政・村・相互扶助―」
183 ( 6/ 8)  郭 鍾喆「考古学からみた東アジアの在来犂」
184 ( 7/13)  濱島敦俊「華中南のデルタ開発史の諸問題」
185 ( 9/14)  大島真理夫「近世後期農村社会のモラルエコノミーについて」
186 (10/12)  白川部達夫「百姓的世界論の地平―所有と共同性をめぐって―」
187 (11/ 9)  谷弥兵衛「吉野林業と借地林業制」
188 (12/14)  勝部眞人「明治・大正期農業技術の革新と農民」
1997年
189 ( 1/11)  西村 卓 「老農時代の技術と思想」
190 ( 2/15)  佐藤正志 「戦間期における農村の組織化―協調組合と出荷組合―」
191 ( 3/ 8)  野田公夫 「農地改革の歴史的意義―その比較史的考察―」
192 ( 4/12)  西尾敏彦 「バイオテクノロジーと農業史研究―田中芳男と農業研究の系譜」
193 ( 6/14)  飯沼二郎 「基本法農政―農民蔑視の果てに―」
194 ( 7/12)  徳永光俊 「大和農法の変容と再建―現代日本農法史に向けて―」
195( 9/13)  増田佳昭 「滋賀県における水田農業の最近の動向」
196 (10/11)  坂本勝敏 「花卉農業後継者が語る農業の現状と夢」
197 (11/ 8)  小林直人 「山村に生きる」
198 (12/13)  安堂和夫 「普及員からみた農業現場」
1998年
199 ( 1/10)  中島紀一 「農業を目ざす若者たち」
200 ( 2/14)  江藤彰彦 「文献史学徒がみたスラウェシの開発風景」
201 ( 3/14)  飯沼二郎 「朝鮮農業史における2、3の問題―高橋昇著作の刊行に寄せて」
202 ( 4/11)  大島真理夫 「士農工商論ノート」
203 ( 6/13)  堀尾尚志 「技術論としての農業機械論」
204 ( 7/11)  室田 武 「物質循環の上方モデル―江戸モデルとの比較検討―」
205 ( 9/12)  徳永光俊 「コスモスとしての近世農書―作りまわしから天のまわしへ―」
206 (10/ 3)  川勝平太 「文明の海洋史観―日本史像をめぐって―」
207 (11/14)  李 鎬澈 「農書『山林経済』とその増補版の農学思想」
          徳永光俊「日本における朝鮮農書研究の現状―東アジア農書論に向けて―」
208 (12/12)  渡部 武 「落ち穂を拾いつづけた人―実践者・研究者としての宮本常一―」
1999年
209 ( 1/ 9)  矢嶋吉司 「バングラデシュの農村開発―地方行政と村落のリンク・モデル―」
210 ( 2/13)  栗原秀二 「電力の自由化について」
211 ( 3/13)  上田真知子「バングラデシュ農村女性の意識と行動について」
212 ( 4/10)  葉山アツコ「住民による資源の利用・管理と地域社会」
213 ( 6/12)  粟野晴子 「アフリカ・ジンバブエの貯蓄クラブ」
214 ( 7/10)  渡邉勝之 「医療からみた直耕と天然治癒力―日本的いのち学の創造―」
215 (11/13)  吉田 元 「奄美諸島の農業と食―ミキと黒糖焼酎の島―」
216 (12/11)  江藤彰彦 「骨粉肥料の利用と流通―薩摩藩領を中心にして―」

2000年
217 ( 1/ 8)  堀尾尚志「古代ローマ・ガリアの千歯扱―脱穀操作『扱く』の比較―」
218 ( 3/11)  中島紀一「世紀的転形期における農法の解体・独占・再生」
219 ( 4/ 8)  田中耕司「農学研究の方向を探る:栽培学研究と『場』の研究」
220 ( 6/17)  加古敏之「中国における食料政策の展開過程」
221 ( 7/ 8)  原洋之介「農学史の中の農業経済学」
222 ( 9/14)  高橋英一「John Bennet LawesとRothamsted試験場」
223 (10/14)  高 光敏「朝鮮半島の風土と歴史―竹籠をめぐって―」
224 (12/14)  祖田 修「自著『農学原論』をめぐって」
2001年
225 ( 4/14)  中村英司「有機農業という宿題」
226 ( 7/14)  河野元子「マレー半島におけるイカン・ビリスの利用と流通」
227 ( 9/ 8)  重久正次「日本の百姓・インドネシアの百姓―現場からみる―」
228 (10/ 6)  原洋之介「開発経済学からみた日本経済史の個性」
229 (11/10)  大島真理夫「近代播州の農業と農村―姫路市域を中心として―」
230 (12/ 8)  堀尾尚志「揚水装置の定量的比較―竜骨車をめぐって―」
2002年
231 ( 1/12)  西村 卓「『盗難届』にみる下肥を中心とした村の社会史」
232 ( 3/ 9)  渡部 武「元・王禎撰『農書』の版本とその農具挿絵について」
233 ( 4/13)  徳永光俊「江戸・明治農書にみる天の道・地の利・人の事」
234 (5/30-6/1) <東アジア農業史シンポ> 日・中・韓の研究者参加、於大経大
         報告者:栗原浩・田中耕司・渡部武・宮嶋博史・佐藤常雄・徳永光俊他
235 ( 7/13)  安原美帆「昭和戦前戦中期の奨励食料と兵食献立」
236 (10/12)  勝部眞人「明治農政と技術革新」
237 (11/ 9)  田中耕司「地域の『履歴』と有用植物資源をめぐるポリティカル・エコロジー」
238 (12/14)  大島佐知子「地域からとらえる明治農法の担い手―中井太一郎の足跡―」
2003年
239 ( 1/11)  筒泉 堯「古代・中古農業の数量的把握の試み―鉄・鉄製農具を中心に」
240 ( 3/ 8)  伏見元嘉「軍記解釈からみた農書『清良記』」
241 ( 4/12)  谷弥兵衛「近世初期の吉野林業」
242 ( 6/ 7)  大島真理夫「希少生産要素による経済史の段階区分―サプライ・サイドから」
243 ( 7/12)  有薗正一郎「南日本3地域におけるサツマイモ食の普及と人口増加との関わり」
244 ( 9/13)  土井浩嗣「朝鮮農会の組織と事業―系統農会体制成立から戦時体制期」
245 (11/ 8)  安藤和雄「ベンガル型犂とビルマ型犂の分布と近年の変遷」
2004年
246 ( 4/10)  伊庭治彦「村の中の機会主義と非効率」
247 ( 6/12)  今井敬潤「柿渋の生産と利用の歴史」
248 ( 7/10)  江藤彰彦「17世紀・西日本における牛疫流行とその影響」
249 ( 9/11)  成田雅文「地方改良運動期における郡長排斥運動の展開とその論理」
250 (10/9)   矢嶋吉司「バングラデシュのプロジェクトを終えて―村人達と進めた農村開発―」
251 (11/13)  速水 融「経済史と人口」
252 (12/11)  網澤満昭「農本主義新章」

2005年
253 ( 1/29)  田中耕司「ミャンマーシャン州北部における夏作稲の展開」
254 ( 3/12)  岩崎正弥「農本主義と地域論」
255 ( 4/ 9)  島上宗子「“いりあい・よりあい・まなびあい”と地元学」
256 ( 6/11)  藤原辰史「ナチス農本主義の諸特徴」
257 ( 7 /9)  安藤和雄「在地の自覚―村落社会と農耕技術の当事者的理解を求めて―」
258 ( 9/10)  筒泉 堯「延喜式における鉄と鉄製品について」
259 (10/ 8)  伊藤淳史「『満州』移民・戦後開拓・戦後移民―農業移民の戦後―」
260 (11/12)  黒田日出男「16世紀の大転換について」
261 (12/10)  大島真理夫「書評:秀村選三著『幕末薩摩藩の農業と社会』」
2006年
262 ( 1/14)  原 宗子「中国『農本』主義成立の背景と環境」
263 ( 3/18)  有薗正一郎「自著『近世東海地域の農耕技術』をめぐって」
264 ( 4/ 8)  徳永光俊「江戸農書にみる自然・技術・労働―日本農学の源流―」
265 ( 6/ 9)  伏見元嘉「『清良記』第七巻農書解題補の試み―自然農法での田・耕・肥」
266 ( 7/ 8)  徳永光俊「日本の風土における自然観と農学」
267 (10/14)  田中・今井「植民地経営と農業技術―台湾・南方・満州―」
268 (11/11)  薮田 貫「近世大坂の歴史像―『町人の都』か『武士の町』か―」
269 (12/ 9)  江藤彰彦「家畜伝染病とヴィクトリア期のイギリス社会」
2007年
270 ( 3/10)  堀尾尚志「現代日本農業における技術革新」 <堀尾さん定年退職お祝い会>
271 ( 4/14)  土井浩嗣「1910年代の朝鮮における農業教育と勧農体制」
272 ( 6/ 9)   板垣貴志「牛生産地域における家畜所有の歴史的展開」
273 ( 9/ 8)   徳永光俊「現代日本農学の批判的検討―柏祐賢から、宇根豊へ、そして」
274 (10/13)   村上弥生「明治期における和紙の変革」
275 (11/10)  野田公夫「現代農業革命と日本・アジア―人・土地自然関係の再構築―」
2008年
276 ( 1/12) 野間万里子「近代近江の牛と肉食」
277 ( 3/ 8) 大瀧真俊「戦間期における軍馬資源確保と農用馬飼養」
278 ( 4/12) 泉 英二「書評:谷弥兵衛著『近世吉野林業史』」
279 ( 6/14) 斎藤・大島「書評:友部謙一著『前工業化期日本の農家経済』」
280 ( 9/13) 伏見元嘉「近世前期農業の復元を試みる―軍記『清良記』の解釈から―」
281 (10/11) 橋爪伸子「名菓の成立と内国勧業博覧会」
282 (11/ 8) 安岡健一「疎開文学者の戦後開拓農民運動」
283 (12/13) 脇村孝平「19世紀アジアの健康危機―半乾燥熱帯におけるマラリアとコレラ―」
2009年
284 ( 1/10) 加藤伸行「明治中後期の同業組合と府県勧業行政」
285 ( 4/11) 市川文彦「1930年代フランス経済史再論―竹岡敬温氏の近著を読む―」
286 ( 6/13) 大島真理夫「近世地域社会論の成果と課題―『大きな物語』と地域のリンク―」
287 ( 9/12) 徳永光俊「現代日本農法論の構築に向けて―研究会の学統の継承―」 
288 (10/10) 大島佐知子「明治中期、農事改良全国ネットワークと太一郎」
289 (11/14) 高橋英一「食べるとはどういう事か」
290 (12/12) 堀内金義「私の農業体験とこれからの地域農業」

トップのページへ        1977~1989        このペーシのトップへ    2010~      農書探訪